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ボーダーコリーの特徴|賢くて運動神経も抜群の牧羊犬。中型犬のなかでは大きめ
まずは、ボーダーコリーがどのような特徴を持つ犬であるのか紹介します。
作業能力の高さが特徴。ドッグスポーツも得意
ボーダーコリーはイギリス原産の牧羊犬のなかで最も作業能力が高いと言われる犬種です。とても頭がよく信頼した人には従順で、人の指示に注意を傾け従うことに長けています。
運動能力やスタミナにも優れ、フリスビーやアジリティなど飼い主と一緒にドッグスポーツを楽しむ様子もよく見られる犬種です。
ボーダーコリーの特徴として、まず「
賢い」ということは間違いなくいえるでしょう。牧羊犬として活躍するためには、人間との親密な関わりが必要です。犬の本能的な行動にある程度頼れる番犬や獲物を駆除する犬に比べ、圧倒的に人の指示を正しく聞かなければいけません。
そのため、人のちょっとした指示(動きや言葉など)に敏感に反応できます。
体重は20kgを超える場合も!大きめの中型犬
ボーダーコリーの体重は14〜22kgほどです。一般的に中型犬に分類されますが特にオスの場合は大きくなりやすく、20kgを超えて大型犬のようなサイズになることもあります。
運動量があり、毎日最低でも30分〜1時間の散歩が2回必要です。また、力が強く、家の中のスペース確保や抱っこなども大変になりやすいでしょう。
牧羊犬の仕事が行えるということは「体力がある」ということです。かなりの運動量が必要な中型犬です。
見た目のバリエーションも魅力。毛色が豊富でオッドアイの子もいる
毛色の豊富さもボーダーコリーの魅力で、35種類もの毛色が認められていると言われます。
日本ではブラック×ホワイトが圧倒的に多く、そのほかはレッド系、チョコレート系、ブルーマール系、ブラック&タン&ホワイトのトライカラーなどが見られます。ブラック系は特に活発でレッド系(茶系)はややおとなしいという説がありますが、現在のところ毛色ごとの性格の明確なデータは出ていません。
また、被毛は長いロングコートと短いスムースコートに分かれますが、現在日本ではロングコートの個体が多くを占めています。さらに左右で目の色が異なるオッドアイの子もおり、見た目はさまざまです。
一般的にペットショップなどで迎えられるボーダーコリーはショータイプ(見た目重視)で、ロングコートが圧倒的に多いです。一方、牧羊犬やその他の使役犬、ドッグスポーツなどでの能力の高さを目的として繁殖されるボーダーコリーはスムースもロングもいると考えられます。
ロングとスムースで明確な性格や特徴の違いはない印象ですが、スムースの場合は、実際に能力を重視して繁殖されていることもあるため、活動的であることが多いと思います。
ボーダーコリーに似た犬|シェルティは小型でコリーは大型だが、いずれも牧羊犬の性質を持つ
ボーダーコリーと見た目や特徴が比較的近い牧羊犬に、シェットランド・シープドッグ(シェルティ)とラフ・コリーが挙げられます。ラフ・コリーは日本でよく「コリー」と呼ばれる犬種です。
シェルティは小型犬、ラフ・コリーは大型犬であり、大きさはかなり異なります。しかし、いずれも牧羊犬なので、人の指示に従いやすいことや運動能力が高いことなどボーダーコリーに近い特徴が見られます。ボーダーコリーは特に訓練性や運動欲求が高く、飼い主への愛着も強めの犬種です。
犬種 |
ボーダーコリー |
シェルティ |
ラフ・コリー |
画像 |
|
|
|
原産 |
イギリス |
イギリス |
イギリス |
大きさ |
中型犬 |
小型犬 |
大型犬 |
体重 |
14〜22kg |
6〜7kg |
23〜34kg |
毛色(公認) |
35色
ブラック&ホワイト
レッド&ホワイト
ブルーマール
トライカラー
など |
5色
セーブル
トライカラー
ブルーマール
ブラック&ホワイト
ブラック&タン |
3色
セーブル&ホワイト
トライカラー
ブルーマール |
性格 |
とても賢い
非常に活発、俊敏
飼い主への愛着が強い |
賢い
明るい、おおらか
活発、俊敏 |
賢い
明るい、おおらか
活発 |
掲載頭数* |
80件 |
97件 |
2件 |
*ペットショップポータルサイト「petmi」における掲載頭数(2024年1月集計)
シェルティやラフコリーも元々牧羊犬として作出されているので、動くものを追いかけるという似た行動が見られます。
しかし、ボーダーコリーの方が追いかける以外にも忍び寄る行動や凝視するような行動が強く表れていると思います。これは、シェルティやラフ・コリーの方が犬種としての認定が早かったために、家庭犬としての繁殖が古くから行われたことが影響していると考えられます。
また、シェルティとラフ・コリーの方が吠えやすい印象があります。
ボーダーコリーの歴史|複数の牧羊犬の血が混ざり、イギリスの国境付近で誕生
「ボーダー」は「国境」という意味で、スコットランドとイングランドの国境付近にあるノーザンバーランドという場所で誕生したことが犬種名の由来です(※2)。
祖先はバイキングがイギリスに持ち込んだ牧羊犬であると言われ、そこに他の牧羊犬や、ラフ・コリーの血が混ざったと伝わっています(※3)。
ラフ・コリーほど優れた見た目ではなかったため、正式な犬種として認められたのは遅く、1987年のことでした(※4)。
原産国であるイギリスでは元々牧羊犬を総括して「コリー」と呼んでいて、
その中で作業能力の高い犬種が現在のボーダーコリーになっていったと言われています。
そのため、牧羊犬の仕事として必要な行動(狙いを定める、忍び寄る、追いかける、まわるなど)が特に表れやすく、実際に行える犬種であると言えます。
ボーダーコリーの性格|飼い主への愛着がとても強くて従順。敏感な一面もある
ボーダーコリーは賢さが目立つ犬種ですが、お迎えを検討する場合はそのほかの性格もしっかりと把握しておく必要があります。ボーダーコリーの性格について詳しく解説します。
飼い主のことが大好き!たくさん構ってほしいタイプ
「賢い」以外の特徴としては、飼い主への愛着や注目してほしいという気持ちがとても強いことが挙げられます。ご主人と一緒に何かをすることを好み、常に構ってもらいたい性格の子が多いでしょう。
愛犬といつもべったりしたい人や、「相棒」「親友」になれるような犬種を求める人に向いています。一方で、長時間一人で留守番をしなければいけない家庭の場合はコミュニケーションを取れないことが大きなストレスになってしまう可能性があります。
飼い主一人に対して依存するような行動を示すボーダーコリーが多いと思います。
分離不安の傾向はやや高いと思いますが、実際に留守番が苦手という相談を受けることは少ない印象です。
感覚が鋭く敏感で、人やものに恐怖を感じることも
ボーダーコリーは周囲をよく観察し色々なものを察知しやすいぶん、敏感であるという側面もあります。
犬の行動を調査した「C-barq(シーバーク)」という研究によると、ボーダーコリーに近い犬種であるシェルティは「見知らぬ人への恐怖」「非社会的恐怖」の項目で比較的上位に来ています。初めて出会う人や車・インターホンの音など生き物以外のものを怖がりやすいと考えられるでしょう。
他の犬に対しては特別フレンドリーではない
信頼したご主人への愛着・従順さは強い犬種ですが、他の犬と必ずしも仲良くできるわけではありません。基本的には犬よりも人とのコミュニケーションを求めることが多く、他の犬に対して恐怖を感じたり、それによって攻撃をしたりする場合もあります。
「賢いから他のワンちゃんと仲良くできる」とは考えず、散歩やドッグランでの交流の際は様子を見ながら徐々に慣れさせてください。また、牧羊犬の本能で他の犬を追いかけてしまうこともあるので注意しましょう。
犬よりも、
特定の人と何かを行うことを求める傾向が強いと思います。
牧羊犬らしい行動として、走る犬を追いかけて止めようとする行動がよく見られます。その際、噛みつくこともあるので注意が必要です。
オスよりもメスのほうがおとなしい性格になりやすい
犬は一般的に、オスよりもメスのほうが警戒心や縄張り意識が少ないと言われています。
これによってメスのほうがおとなしく見えるため、少しでも落ち着いた子がいいという場合はメスを選ぶのも一つの選択肢です。
ただし、個体によって性格は異なり、特にボーダーコリーはスタミナに溢れた犬種なので適切にしつけて運動させていないと手に負えない場合もあるでしょう。
ボーダーコリーの飼い方|「賢い=飼いやすい」ではない!しつけ&十分すぎるほどの運動が必須
賢い犬種であればしつけがしやすく、飼いやすいというわけではありません。賢さがかえってデメリットになることもあります。
また、牧羊犬であるボーダーコリーは運動欲求がとても強く、飼育の際に気をつけなければいけない点はたくさんあるでしょう。ボーダーコリーの飼い方のポイントを解説します。
前述の牧羊犬としての特徴は、メリットにもデメリットにもなります。メリットとしては、人と密な関係性を築くことができ、ドッグスポーツで活躍することやさまざまなアクティビティを楽しみやすいことが挙げられます。一方で、運動欲求や作業欲求の解消のために割かなければいけない時間が多いことがデメリットです。欲求不満から吠える・噛む、車やバイクを追いかけるなどの行動で飼い主を困らせることも多いです。
賢さが欠点になることも。子犬期からのしつけは欠かせない
ボーダーコリーは大変賢く人の言うことをよく理解できる犬種ですが、だからといってしつけが不要なわけではありません。吠えや噛みつきは犬である以上起こりうる行動であり、子犬の頃から適切にトレーニングしていく必要があります。また、何かを追いかける行動が出やすく、安全に散歩をするためには飼い主とペースを合わせて歩く練習が欠かせません。
また、賢さが欠点になることもあります。ゲートを開けておやつがあるキッチンに侵入してしまう、嫌いな場所に行くことを事前に察知しふんばって動かなくなるなど、学習能力が高いせいで問題行動が起こる場合も。体が大きく力もあるため、特に子犬の時期は家具の破壊行動も懸念されます。
以下の記事では犬のしつけのすべてをご紹介しているので、こちらを参考に正しいトレーニングを行っていきましょう。
犬のしつけの完全ガイド📕動画付きでわかりやすく基礎やコツを解説【トレーナー監修】
賢さゆえに飼い主を困らせることは多々あり、
学習能力が高いために問題行動もどんどんと覚えていくことがあります。
例えば、クローゼットのほうへ移動しようとしたら着替えて出掛けることを予測して吠えるなど、人が無意識に行っていることも見て覚えていきます。
とにかくたっぷり運動が必要!散歩に加えてドッグランなどで走らせる
牧羊犬であるボーダーコリーは、とてもスタミナがあるパワフルな犬種です。1日最低30分〜1時間×2回の散歩が欠かせないことはもちろんですが、散歩中のロングリードを使ったボール遊びや、ドッグランなどでの運動も必要です。
散歩で決まった道を歩くだけではなく、追いかけたい、飼い主と一緒に何かをしたいという欲求を満たせるように意識してください。これが不十分で欲求不満になると、散歩中に車やバイク、人、犬、猫など動くものを狙って追いかける行動が表れやすくなります。
また、ドッグランなど遊ぶ場所へのお出かけのために、自家用車があるほうが望ましいでしょう。
飼い主がアウトドア気質でなければ飼育は困難になってしまうと思います。
室内や一般的な広さの庭だけで十分な運動をさせることは容易ではありません。
車については、引っ越しや介護のことも考えるとあるほうが安心です。高齢になって自由に動けなくなったときに中型犬のボーダーコリーを抱っこして運ぶことは難しいので、車の用意は検討したほうがよいでしょう。
家の中で頭を使う遊びも行って、精神的に満足させる
ボタンを使って会話をするボーダーコリーを見たことがある人も多いはずです。作業能力が高く、人とのコミュニケーションを求めるボーダーコリーには、家の中で頭を使う遊びを行うこともおすすめです。
身体的だけではなく精神的にも満足させることで問題行動の予防につながります。ボタンでの会話のほか、知育玩具でおやつを探したり、コマンドを教えたりするとよいでしょう。
例えば、ボール遊びをするときはただ繰り返すだけでなく色々な指示を教えたり、ルールを覚える必要があるドッグスポーツなどに挑戦したりすることもよいでしょう。
抜け毛はかなり多い!ブラッシングと掃除が日課になる
ボーダーコリーは抜け毛がとても多い犬種です。オーバーコートとアンダーコートが二重になったダブルコートという構造で、特に春・秋の換毛期はかなりの量の抜け毛が出ます。
抜け毛を取り除くためにこまめにブラッシングを行い、掃除機も毎日のようにかける必要があるでしょう。短い被毛のタイプであるスムースコートの個体でも抜け毛が多いので注意してください。
ドッグフードはたんぱく質が豊富で関節ケア成分が入っているものがおすすめ
運動量が非常に多く、後述するように関節の疾患が多いボーダーコリーには、たんぱく質が豊富で関節の健康に配慮した成分を含んでいるドッグフードがおすすめです。
ボーダーコリーにおすすめのドッグフード人気ランキング10選
ただし、体に合うドッグフードはそれぞれ異なるものです。体重や便の状態、毛艶などを確認しながらよいものを探してください。
ボーダーコリーの寿命・病気|平均寿命は12.9歳。遺伝性の病気が多い
家族に迎えるにあたって、寿命の長さや病気のリスクは事前にチェックしておきたい点です。ボーダーコリーは病気になりやすいという話を聞き、お迎えを悩んでいる方もいるでしょう。
ボーダーコリーの寿命と病気について解説します。
2023年発表の平均寿命は12.9歳で、中型犬のなかではそれほど長くない
アニコム損害保険株式会社の「アニコム家庭どうぶつ白書2023」によると、2021年度のボーダーコリーの平均寿命は12.9歳です(※5)。一般的に体が大きいほど寿命は短くなり、同じ中型犬の寿命は以下の通りでした。
◼︎主な中型犬の寿命
犬種 |
平均寿命 |
甲斐 |
15.0歳 |
柴 |
14.7歳 |
イングリッシュ・コッカー・スパニエル |
13.7歳 |
ビーグル |
13.3歳 |
アメリカン・コッカー・スパニエル |
13.0歳 |
ボーダー・コリー |
12.9歳 |
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク |
12.6歳 |
中型犬のなかでは長いとは言えませんが、大型犬に匹敵するほどの体重があることを考えると決して短命というわけではありません。当然個体差もあるので、15年近く一緒に暮らすつもりで飼い始めてください。
遺伝性の眼の疾患や関節の疾患のリスクが高め
ボーダーコリーは遺伝性の疾患が多いと言われる犬種です。
コリー眼異常(コリーアイ)は視神経や網膜が正常に発達しない病気で、最悪の場合失明に至ります。先天的なものなので、両親やその親に疾患がないか確認することが対策のひとつです(※6)。眼の疾患では、進行性網膜萎縮や、高齢の場合は白内障にも注意する必要があるでしょう。
また、股関節形成不全も遺伝的に多いとされています。股関節が緩んでいることで痛みや歩き方の異常が生じる疾患で、子犬の頃に発症する場合が多く、早期発見して受診することが大切です。
床を滑りにくくして歩きやすくすることもポイントなので、フローリングの場合はカーペットを敷きましょう。
愛犬がフローリングで滑らない!おすすめの犬用滑り止めマット【ニトリ・無印・100均】
以下の記事ではおすすめのペット保険を紹介しているので、こちらも検討してください。
【犬のペット保険18選を徹底比較】私が本気で選ぶおすすめTOP3はこれ!
ボーダーコリーの値段・お迎え先|平均価格は約34万円。ブリーダーからのお迎えも検討
一生のパートナーになる愛犬をどこからお迎えするか悩む人は多いでしょう。ボーダーコリーの最新の販売価格や、お迎え先選びのポイントを紹介します。
2024年の平均価格は約34万円。毛色による値段の違いはなし
ペットショップポータルサイトの「petmi」によると、2024年1月に集計したボーダーコリーの平均価格は約343,950円です。他の犬種と比べて特別高い、安いということはありませんでした。
なお、同時期のブラックホワイトは約343,561円、レッドホワイトは約368,866円、ブルーマールは約360,800円と、最も多いブラックホワイトが若干低かったものの毛色による価格差はほとんどありません。
ペットショップでの取り扱いは少なめ。ブリーダーもチェック
「petmi」における、ボーダーコリーの掲載数は65件でした(2024年2月7日時点)。数百頭掲載されているトイプードルなど、人気の小型犬種と比べると販売数は少なめです。
ブリーダーからのお迎えは、連絡のやり取りや犬舎へのアクセスなどでペットショップよりもややハードルが上がります。しかし、頭数があまり多くなく遺伝性の疾患も多いボーダーコリーの場合、選択肢を広げるためにブリーダーも検討するのがよいでしょう。
「ペットショップは悪徳業者が多い」という話もよく聞きますが、ペットショップかブリーダーかで判断するのではなく、きちんと情報を提供してくれて相談に乗ってくれるかどうかを基準にすることがポイントです。
親犬や兄弟犬の状態、育った環境、性格などをスタッフorブリーダーに確認して、自分に合う子犬であるか見極めてください。
◼︎ボーダーコリーのブリーダーの例
ボーダーコリーとの相性をチェック!
犬種選びにおいて大切なのは、自分の生活や理想の関わり方とその犬種が合っているかどうかです。好みで選ぶのは危険で、後悔につながる可能性があります。
ボーダーコリーのお迎えを考えている方は、以下のチェックリストを確認しましょう。当てはまるものが多いほどボーダーコリーが向いています。
◼︎ボーターコリーとの相性チェックリスト
◻︎毎日最低30分×2回の散歩に行ける
◻︎ドッグランやアクティビティなどで運動させられる
◻︎自家用車を持っている
◻︎20kgほどの体重を持ち上げられる人がいる
◻︎家具を壊されても問題ない
◻︎抜け毛が大量に出ても気にならない
◻︎遊びや作業を通してコミュニケーションを十分に取れる
◻︎遠方の犬舎やペットショップに行くなど、自分に合う子犬探しに時間を割ける
◻︎遺伝性の大きな病気が見つかっても、治療費・ケアの時間に問題がない
1つでもチェックできないものがあった場合は、一度他の犬種も検討することがおすすめです。大変賢くてかわいいボーダーコリーですが、自分にマッチした犬種かをよく確認してくださいね。
まとめ
ボーダーコリーはイギリスで生まれた牧羊犬で、学習能力が高くとても賢いことや運動能力の高さが特徴の犬種です。何かを追いかける行動や、人の指示にしたがって作業を行うことを好みます。
体重は14〜22kgほどと中型犬のなかでは大きい犬種です。毛色のバリエーションが多く、ロングコート・スムースコートの2種類の被毛タイプがあることも見た目の特徴です。性格は明るく、飼い主への愛着の強さが見られます。感覚が鋭く賢いゆえに怖がりな面が見られることもあるでしょう。
飼育の際は、賢さがデメリットにならないよう子犬の頃からトレーニングをきちんと行うことと、十分な運動をさせることの2点が大きなポイントです。遺伝性の疾患が多いため、治療費の備えや子犬選びの際の遺伝子検査などを怠らないようにしましょう。
体が大きく運動量が多いので、初心者にはやや難易度が高い犬種ですが、メリット・デメリットを理解し、自分に合っている犬種であれば飼育は不可能ではありません。この記事を参考にして、ボーダーコリーのお迎えを検討してくださいね。
<参考>
(※1)一般社団法人ジャパンケネルクラブ「犬種別犬籍登録頭数」
(※2)藤原尚太郎『飼い主のための犬種図鑑ベスト185』,主婦の友社(2017)
(※3)奥田香代『いちばんよくわかる 犬種図鑑 日本と世界の350種 (コツがわかる本!)』,メイツ出版(2014)
(※4)一般社団法人ジャパンケネルクラブ「世界の犬 ボーダー・コリー」
(※5)アニコム損害保険株式会社「アニコム家庭どうぶつ白書2023」
(※6)ペット保険のFPC「犬種図鑑 ボーダー・コリーがかかりやすい病気・ケガ」
※記事で紹介されている商品を購入すると、売上の一部がINUNAVIに還元されることがあります。メーカー等の依頼による広告にはPRを表記します。
※掲載されている情報は、INUNAVIが独自にリサーチした時点の情報を掲載しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。